マウンテック
自社製品

自動化をテーマに独自技術で業界をリードする製品。研究開発から品質管理まで、現場のニーズに合わせてあらゆる粉体の計測・解析・管理を実現致します。
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全自動真密度測定装置 Macpycno®
全自動真密度測定装置 Macpycno®の写真
ガス置換法による真密度測定方式
ガス置換法により粉末・固体の体積及び真密度を迅速かつ高精度に測定します。繰返し測定も短時間で行うため、検体数が多い品質管理に最適です。サンプル部のガスパージから測定まで完全自動測定を実現し、ナノテク材料の粉体から成形品まで様々な形状のサンプル測定が可能です。
特長
01
マルチボリューム対応の標準チャンバー内蔵により、測定試料容積に最適なボリュームの選択が可能
02
ペルチェ素子により、短時間で温度平衡に達し、安定した温度環境で高精度な測定を実現
03
高精度圧力トランスデューサーの採用と、圧力セルフコントロールにより測定精度の向上を実現
04
タッチパネル採用による簡単な操作の他、音声案内による容易な操作性
アプリケーション例
電子部品、電池、セラミックス、電極、樹脂粉末、触媒、超硬合金粉、粉末冶金、機能性粉体など
仕様
全自動真密度測定装置Macpycno®の仕様
測定原理
ガス置換法(JIS Z8807:2012 に基づく)
測定ガス
He(ヘリウム)
繰り返し再現性
±0.03%(サンプルによる)
測定セル容積
試料ポット:20cc、40cc、60cc、(※オプション:3cc、110cc)
キャリブレーション
校正用ステンレス球による
(※オプション:JQA 校正証書付き校正球)
インターフェース
カラータッチパネル
チャンバー温調
18~30℃ 測定圧力セルフコントロール(※オプション)
サイズ
W450×D410×H250
重量
26kg
備考
測定データは、USBメモリーにCSVファイルとしてコピー可能
PCによるデータ管理、解析も可能
事例
従来から液相置換法による真密度測定が行われている。
課題
●溶媒の適切な選定が必要
溶媒によって測定値が変動。そのため、サンプルに適した溶媒を選定する必要がある。
●液温による影響
液温によって測定値が変動する。そのため、液温の安定性確保が必要である。
●測定精度の確認が不可
繰返し測定が行えないため、再現性の確認が不可である。
解決
ガス置換法の場合
●Heによるガス置換法を採用
分子サイズが小さく、凝集体粒子や対象表面の微細孔内部までガスがしっかりと浸透する。
細孔容積を含む測定チャンバー内の正確な空間容積が把握可能。熱伝導度が高く、JIS規定の室温での理想気体に近似。信頼性の高精度測定結果を実現。
●Heのみの使用
複数種類の測定溶媒不要。
●繰返し測定が可能
再現性・測定精度の確認が可能。
効果
Macpycnoを使用した場合のメリット
1. 恒温化制御により温度の安定性確保により高精度・高再現性を実現。
原材料からコンポーネントなどへ製品化した際、緻密な密度解析に有効で細かなナノ材料の品質管理における信頼性向上につながる。

2. 測定の自動化
ガスパージから測定完了まで全ての工程を自動で行うため、オペレーターの作業効率向上に繋がる。

3. マルチボリューム対応の標準チャンバー
測定試料容積に最適なボリュームの選択が可能。
機能性ナノ粒子から成形体と幅広いレンジの測定が可能。

4. ユーザビリティ設計
専門的な知識や技能を必要とせず、オペレーターの習熟度を問わない設計。
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