社員インタビュー|採用情報|株式会社マウンテック

RECRUIT採用情報

社員インタビュー

未来の技術として今後、様々な分野での発展が益々期待されるナノテクノロジー。 その世界に欠かせないナノレベル計測と呼ばれる粉体計測や解析機器の分野で業界をリードしているのが、1985年創業の株式会社マウンテック。社員数22人と少数ながら、日本市場のみならずアジアや欧州へと市場を広げ、勢いに乗っている注目企業に働く社員さんの声を聞いてみました。

「お客様をびっくりさせる」エンジニアとしてのやりがい

技術部:Nさん

他業種のサービスエンジニアからの転職を決意

技術部のサービスエンジニアであるNさんのお話を伺いました。

前職ではPOSレジなどレジスターのサービスエンジニアとして働いていたNさん。2016年にマウンテックへと転職しました。昔から機械が好きで、アルバイトでも機械のメンテナンスを経験していたそうです。

「2年ほど前職を経験していたのですが、転職を考えていた際にマウンテックの事を知り、会社を訪問した際の雰囲気も良くてここでなら自分のスキルも伸ばせると感じたので入社を決意しました。」

同じサービスエンジニアと言っても、扱う内容は全く違う分野。その点への不安はなかったのでしょうか。

「研修期間が3ヶ月あり、その間に機械のことをしっかりとレクチャーしてもらえたので問題はなかったです。仕組みまで丁寧に理解させてもらえたので。そこからOJTとして先輩社員に付き添い、最後に実地テストに合格するまでサポート体制が整っていましたので大丈夫でしたね。」

Nさんの仕事内容を伺います。

「社内にいる時は、装置の点検やお客さまからお預かりした製品の修理、そして月一回ある新製品に対する講習などに参加しますが、基本は外回りが主です。全国に存在するお客さまを回り、メンテナンスや修理を行うことが通常業務になっています。海外にも赴くこともあります。色々な土地を訪れることは新鮮で、それもこの仕事が好き理由のひとつかもしれません。」

「びっくりさせる」精神で常にブラッシュアップする姿勢

週の約半分は現場にいるというNさん。サービスエンジニアだからこその役割が現場にあるといいます。

「実際に現場で装置を扱う方と話すのは、我々サービスエンジニア。些細な要望をどれだけ拾い、次の開発にフィードバックできるかが『びっくりさせること』に繋がっていくのではと思っています。」

社是である「びっくりさせる」精神は社内で大切にされていることを改めて知ることができました。 あるものをただ売るのではなく、常にブラッシュアップする姿勢がマウンテックさんに浸透しているのを感じます。

今、本当の意味で「サービスエンジニア」になっている

仕事のやりがいをNさんに質問してみました。

「わからないトラブルに遭遇した際、これまでの経験を駆使したり、知見のある人に確認をしながら、その謎のトラブルを解消できた時でしょうか。だいたいは決まったトラブルが多いのですが、たまに試されているような案件に出会うこともあります。そういう時、エンジニア魂といいますか燃えますね(笑)。スキルが向上していることを感じてうれしくなります。」

ルーティーンをこなすだけではない、エンジニアとしての向上心を垣間見る発言をいただきました。また、お客さまとの関係についてこんなお話も。

「前職はとにかく1日に多くの現場を回り、お客さまへの滞在時間も短かったんです。今は1日に多くても2件ほど。じっくりと丁寧に保守点検ができること、そしてなにより、お客さまと会話ができる。機械の調子や改善点など、もっと良くできるヒントをコミュニケーションを通じて集めることが可能になりました。これが本来の『サービスエンジニア』だと思うんですね。修理して感謝され、そしてまた長く当社とお付き合いいただける。今、サービスエンジニアとして充実していると感じています。」

マウンテックに転職してスキルの向上と、サービスエンジニアとしてのやりがいを感じているNさんに、今度はプライベートの過ごし方を少し伺いました。

「ジムで汗をかくことが大切な時間になっています。元々剣道をやっていたこともあり、適度な運動をすることはいいメリハリを与えてくれると感じます。体を動かすことで前向きになれこともありますが、集中力を必要とする仕事ですから、体を動すリフレッシュは頭も体もスッキリして仕事にもいい作用になっているのはと思っているんです。」

努力も結果も見ていてくれる。それがやりがいにもつながる。

インタビューの最後に、マウンテックのいいところと、就活生へのメッセージをお聞きしました。

「とにかく仲がいいこと。人数が少ないからこそなのもありますが、上司が見ていてくれるのはありがたいです。努力も結果もきちんと見ていてくれ、それを評価してくれる。ひとつのチームで団結していることがマウンテックの好きなところです。」 「少しでも興味があることには、チャレンジした方がいいです。知らないからダメだろうと及び腰になることはないと思います。当社は入社してからのサポート体制も充実していますし、興味が湧いたらその気持ちを大切にしてほしい。どうか挑戦してほしいと思います!」

粉体やスラリーにはまだまだ大きな未来がある

営業部:Kさん

偶然の縁が繋がり,マウンテックの一員に

営業部のマネージャーであるKさんにもお話を伺いました。

元々は機械系のエンジニアとして生産技術や開発からキャリアをスタートしたKさん。その後,外資系企業で営業職やプロダクトマーケティング,マネージメントに携わるなど大きなキャリアチェンジを経験しましたが,一貫しているのは機械工学をベースにして産業界に貢献してきたこと。

「私は営業部門のマネージャーを担当しているのですが,実は私の友人が以前からマウンテックに所属しており,最終的に一緒に働くこととなりました。そのような経緯もあり,マウンテックがどのような事業を行っているかは何となく理解していました。」「ただ,私自身が経験していたのは全く異なる業界だったため,とにかく最初は勉強でしたね。技術部長にはずいぶん迷惑を掛けたと思います。」「そのような中にあっても,やはり機械工学に対する理解がベースにあったため,私個人としてはかなり急速にキャッチアップ出来たのでは,と自分自身では評価しています。」

とても奥が深い技術分野

Kさんを惹きつけて止まない技術的魅力はどこにあるのでしょうか。

「当社の技術のベースとなる粉体工学やスラリーに関する学問体系は,近年ではナノテクなどと呼ばれ分野横断的に研究されているようですが,元々は機械工学ではなく化学工学の一分野だったそうです。ナノテクと聞くと何か新しいブームのように聞こえるのですが,当社や私たちのお客様のビジネスの基盤となっている技術は,日本国内においてはファインセラミックスが脚光を浴びた1980年代から着実に進歩してきた,歴史あるものだと理解しています。」「環境やエネルギーの分野でますますニーズが高まる粉体やスラリーに関する技術には,21世紀の現代でもまだまだ広大なフロンティアが広がっていて,学会や展示会などへの参加を通じて新しい技術に触れるたび,自分の理解が足りていないことを痛感します。もちろん,それだけ魅力的な技術分野だということですね。」

Kさんが仕事を通じて実現したいのは,どのようなことでしょうか。

「この深淵な粉体やスラリーの世界に対し,会社全体の総力をもってこの分野の発展に貢献できればと,実は真剣に考えています。その中でも,やはり根本はマウンテックの社是である『びっくりさせよう』にあって,そのような活動を通じて産業界から『マウンテックがいてくれて良かった』と思ってもらうことができれば,それほど素晴らしいことはないのではと思います。」「また,営業やマーケティングを担当している身としては,私たちが提供出来る価値を伝えるために,お客様と同じ言葉を使い,技術に対する謙虚さを持ってお客様の話を聞くことが,非常に初歩的なことではあるのですがやはり重要だと改めて感じています。要は,日々勉強ですね。」「そのような『びっくりさせよう』の志を共に出来る仲間を,社内外にどんどん増やしたいですね。」

ワークライフバランスがパフォーマンスにつながる

最後に,マウンテックで働くことの魅力についても教えてください。

「日本語が通じることですね。というのは冗談ですが,外資系企業で働いてきた私からみても社長や役員も含め風通しが抜群に良いので,方向性が正しく,かつ熱意を認めてもらえれば,本当に一瞬で企画にGoがかかることも珍しくありません。これは中小企業で働く大きな魅力だと思います。」「また,私の家族は妻と娘が2人で,家に帰ればごく普通の,ちょっとふざけたパパだと思うのですが,ワークライフバランスもかなり高いレベルにあるように評価しています。皆が生産性に意識を向けてくれているようで,会社全体として残業は非常に少ないですね。私が過去に所属した企業と比較しても,最も少ないように思います。」
「もしかすると,しっかり仕事をするには会社自体が人生の中心になることも,ある程度は仕方ないのかと思っていらっしゃる方もいるのではと思います。実際,私自身も社会人になりたての頃はそのように考えていたのですが,結婚して子供もいると,そうも言っていられなくなりますね。」「その点,マウンテックには家に帰ればパパになる社員も,ママになる社員も,おじいちゃんになる社員も働いていますし,私自身は地元の消防団に所属して会社とは全く離れたコミュニティーに参画もしています。コミュニティーへの貢献という点では,マウンテックの地元である四谷荒木町の御神輿を担ぎに行くメンバーもいて,それは素晴らしいことだと私自身は思っています。」「様々な人生の背景を持った多様なメンバーが協働していること自体が,マウンテックの価値につながっていると確信しています。」
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